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1月5日(月)

もう1杯!!―『酒つま』編集長大竹聡のチャランポラン酒場歩き
『もう1杯!!―『酒つま』編集長大竹聡のチャランポラン酒場歩き』
大竹 聡
産業編集センター
1,512円(税込)
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 9時に出社。
 去年と同じことをしていたら希望はないので、新しいことをどんどんしようと決意する一年の始まりだ。

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 通勤読書は「本の雑誌」でも連載が始まった「酒とつまみ」編集長大竹聡さんの『もう一杯!!』(産業編集センター)。

 実は私、日常的に酒がなくても生きていける。現に家ではまったく飲まないし、接待というか付き合い以外ではほとんど飲み屋もいかない。以前はちょっとは飲んでいたが、ケーブルテレビを契約してからプレミアリーグを見るのに忙しく、それどころではなくなってしまった。

 ついでに言っておくと私は酔っぱらいが嫌いだ。嫌いなのに妙に絡まれやすく、絡まれるから嫌いになる。我がレッズ仲間・最強の酔っぱらいK氏には、いつも難癖をつけられ、頭を叩かれている。もうすぐ40歳なのであるが、しゅっちゅう「このバカもんが!」と叩かれる。もしかするとそれだけ叩かれるということは本当に私がバカもんの可能性もあるのだが、だからといってそれを大きな声で言ってはいけない。だから酔っぱらいは嫌いなのである。

 それなのに酔っぱらいが書く文章が好きだ。太田和彦、なぎら健壱、その他もろもろ。酒エッセイには目がない。それはおそらく何かに依存している人間の文章には、味わいというか弱さがでるからだろう。当然、日本を代表する酔っぱらいが書いた『もう1杯!!』にも、猛烈に感動してしまった。本人を知っているだけに悔しいような、うれしいような年明けの読書。

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 2月出版予定の『尾道坂道書店事件簿』の校正とあとがきを、約束通りきっちり仕上げてくれた児玉さんに感謝しつつ、宮田珠己さんから届いた「スットコランド日記」と「ブックス・メガラニカ」の原稿に目を通す。「ブックス・メガラニカ」の原稿に大笑いしていると小林、浜田、松村と出社してきて、新年の挨拶。

 そうこうしているとマスクをかけた浜本が出社してくるなり、こう叫ぶ。
「おれ、インフルエンザだから近づかないようにした方がいいよ」

 あわてて営業に飛び出す。

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 書店店頭には挨拶まわりの営業マンだらけ。
 次から次へと書店員さんに挨拶し、ある会社はお年賀を渡し、颯爽と次のお店へ向かっている。
 私は手ぶらだが、棚陰でタイミングを計り、ご挨拶。

 しかしご挨拶とともにみなさん本の雑誌社を心底心配してくれていて、フェアの企画を多数いただく。なんだか横浜フリューゲルスの選手になった気分。うれしくて涙が出てくるが、泣いているわけにはいかない。単なるフェアでは面白くないので会社に戻って企画を練る。

 そうこうしていると、はらだみずきさんから「サッカー・ストーリーズ」第2話の原稿が届く。あまりに感動したので、電話して感想を伝える。

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 本日書店店頭をまわっていてビックリしたのは、集英社が小説すばる新人賞とすばる文学賞受賞作販促用に配っている小冊子である。

「『小説』を愛する人たちへ。自信をもってオススメします。」と表紙にデカデカ書かれ、「今年の3作はスゴイ!」とある。中は受賞作の紹介に選考委員の作家さんとの対談、試し読みページあり、22ページの堂々の小冊子で、ものすごい力の入れようだ。楽しみ。

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