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2月13日(金)

尾道坂道書店事件簿
『尾道坂道書店事件簿』
児玉憲宗
本の雑誌社
1,728円(税込)
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 ついに『尾道坂道書店事件簿』児玉憲宗ができあがる。

 ほんとうは尾道の児玉さんのところへ持参したかったのだが、時間的なことや予算的なことで願い叶わず、忸怩たる想いでこの日を迎えたのであった。どうにか重版をかけ、尾道に向かい、児玉さんとがっちり握手がしたい。書店本というよりは、もっともっとでっかい内容の本なので、ぜひ読んでみてください。
 
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 午後、電子取次の方とお話す。ネット上にも様々な電子書店があり、それらと出版社が個別に取引をするのは大変だから、リアルな環境同様、取次店があるそうなのだ。狐につままれたような話をうかがう。

 一昨日から始まった池袋ジュンク堂のフェアを覗くと、「本の雑誌」バックナンバーの古い号はかなり売り切れになっていて、その勢いに担当者のKさんも驚いている様子。在庫上、補充はできないので、早い者勝ちです。

 続いて3階の単行本のフェアを覗きにいくと、こちらの担当Iさんが、フェア看板を取り付けているところだったのでお手伝い。しかし真っ赤な看板に「We are 本の雑誌! ダダッダッダダ!!」とあるのだが、見る人が見ればそれが浦和レッズのチャントのパクリだと気づくだろう。しかし本の雑誌と浦和レッズの相関関係に気づく人なんているわけがなく、相当不思議に思われるだろう。まあどちらにしてもすごい眺めなので、ぜひ覗いてみてください。

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 とある書店さんで「1500円を越えると売るのが難しい」といわれる。そうかリアル書店には1500円に壁があるのか。出版社はついアマゾンの送料無料1500円を意識して値段を決めているような気がするが、リアル書店では1400円までかな、とのこと。うーむ。

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