6月11日(木)

- 『今夜もイエーイ』
- 大竹聡
- 本の雑誌社
- 1,728円(税込)

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- 『シングルベル』
- 山本 幸久
- 朝日新聞出版
- 1,728円(税込)

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- 『凸凹デイズ (文春文庫 や 42-1)』
- 山本 幸久
- 文藝春秋
- 627円(税込)

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通勤読書は、山本幸久の新刊『シングルベル』(朝日新聞出版)。
30代未婚の婚活を描くなんてベタなと思い読み出したが、なんとそれを親の目線から書き出すのである。しかもその親が集まる「未来セミナー」なんてところから始まり、その後もこちらの予想をずらして行く展開に一気読み。いつもの作品以上にコミカルで思わず吹き出してしまう箇所が多数あり、最後はジーンときて、まるで三谷幸喜のドラマのようであった。
不思議なのはこれだけ面白い山本幸久が、なぜヒットしないのかということ。未読の方は、ぜひ私が一番の傑作だと思う『凸凹デイズ』(文春文庫)が文庫になっているので試してみてください。上手すぎるのかなあ......。
今月の新刊、大竹聡『今夜もイエーイ』の見本が出来上がったので取次店廻り。自分で作った本を持って行くのはやはり力も入るし、感慨深い。ただ勝負はこれからなので、一息ついている場合ではない。これを売って、次作『明日もワーオ』が作れるようにならないと。
地方小出版流通センターのKさんから「SFの別冊が作れるなら、早く『本屋さん読本』の新しいものを作ってよ」と言われる。次なる課題が私の前に現れた。
30代未婚の婚活を描くなんてベタなと思い読み出したが、なんとそれを親の目線から書き出すのである。しかもその親が集まる「未来セミナー」なんてところから始まり、その後もこちらの予想をずらして行く展開に一気読み。いつもの作品以上にコミカルで思わず吹き出してしまう箇所が多数あり、最後はジーンときて、まるで三谷幸喜のドラマのようであった。
不思議なのはこれだけ面白い山本幸久が、なぜヒットしないのかということ。未読の方は、ぜひ私が一番の傑作だと思う『凸凹デイズ』(文春文庫)が文庫になっているので試してみてください。上手すぎるのかなあ......。
今月の新刊、大竹聡『今夜もイエーイ』の見本が出来上がったので取次店廻り。自分で作った本を持って行くのはやはり力も入るし、感慨深い。ただ勝負はこれからなので、一息ついている場合ではない。これを売って、次作『明日もワーオ』が作れるようにならないと。
地方小出版流通センターのKさんから「SFの別冊が作れるなら、早く『本屋さん読本』の新しいものを作ってよ」と言われる。次なる課題が私の前に現れた。




