7月6日(月)

- 『SF本の雑誌 (別冊本の雑誌 15)』
- 本の雑誌編集部
- 本の雑誌社
- 1,620円(税込)

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- >> エルパカBOOKS
朝、出社するとすぐに電話が鳴る。本屋大賞でもお世話になっているM書店Tさんからだった。
「杉江さん! 『SF本の雑誌』ある?」
ある?って、もちろん先週水曜日にできたばかりだから、あるに決まっている。
「じゃあ○部。」
「ありがとうございます」
「実は今お店の在庫0なのよ。週末で全部売れちゃって」
売れちゃって?! 水曜日搬入でそれなりの数を納品しているではないか。どういうことだろうか。丸の内上空にUFOでもやってきて、怪しい光線で吸い取られてしまったのだろうか。
「じゃあ、直納しますよ」
「ありがとう!!」
電話を切ると今度は横浜のY書店Iさんから電話が入る。内容はTさんとまったく同じであった。ああ、俺は仕事をしている夢を見ているのだ。夢でも売れているのは楽しいな。
それから何件も電話注文を受けていると、編集のタッキーが出社してきた。こいつは本物のSF者だから、週末に栃木県で行われた第48回日本SF大会・とちぎSFファン合宿に参加してきたのである。いやどうせ参加するならできたばかりの『SF本の雑誌』を売って来い!と150冊持たせたのであるが、やけに身軽に出社してきたではないか。
「どうした?」
「全部売れちゃいました」
「は?!」
「SF者書店員の安田ママさんが手伝ってくださって150冊完売です」
そういってタッキーは手持ち金庫から売上たお金を取り出した。夢なら覚めないでくれ、とばかりに私は布団のなかにもぐった。
夢のなかの時間は刻々と過ぎ、私はその間にあわてて注文書を作り、書店さん数百件にFAXを送ったり、助っ人を直納に行かせ、営業に飛び出した。そして夜、会社に戻ったら事務の浜田から呼び出され、数字に弱い私でもわかるメモ紙を見せられ、今日一日で『SF本の雑誌』の在庫がなくなってしまったことを教えられる。どうも狐と狸が悪さをしているようだ。
私はあわてて印刷会社に連絡をいれ、重版の手配をした。
夢か現実か、もはや私には判断がつかない。
「杉江さん! 『SF本の雑誌』ある?」
ある?って、もちろん先週水曜日にできたばかりだから、あるに決まっている。
「じゃあ○部。」
「ありがとうございます」
「実は今お店の在庫0なのよ。週末で全部売れちゃって」
売れちゃって?! 水曜日搬入でそれなりの数を納品しているではないか。どういうことだろうか。丸の内上空にUFOでもやってきて、怪しい光線で吸い取られてしまったのだろうか。
「じゃあ、直納しますよ」
「ありがとう!!」
電話を切ると今度は横浜のY書店Iさんから電話が入る。内容はTさんとまったく同じであった。ああ、俺は仕事をしている夢を見ているのだ。夢でも売れているのは楽しいな。
それから何件も電話注文を受けていると、編集のタッキーが出社してきた。こいつは本物のSF者だから、週末に栃木県で行われた第48回日本SF大会・とちぎSFファン合宿に参加してきたのである。いやどうせ参加するならできたばかりの『SF本の雑誌』を売って来い!と150冊持たせたのであるが、やけに身軽に出社してきたではないか。
「どうした?」
「全部売れちゃいました」
「は?!」
「SF者書店員の安田ママさんが手伝ってくださって150冊完売です」
そういってタッキーは手持ち金庫から売上たお金を取り出した。夢なら覚めないでくれ、とばかりに私は布団のなかにもぐった。
夢のなかの時間は刻々と過ぎ、私はその間にあわてて注文書を作り、書店さん数百件にFAXを送ったり、助っ人を直納に行かせ、営業に飛び出した。そして夜、会社に戻ったら事務の浜田から呼び出され、数字に弱い私でもわかるメモ紙を見せられ、今日一日で『SF本の雑誌』の在庫がなくなってしまったことを教えられる。どうも狐と狸が悪さをしているようだ。
私はあわてて印刷会社に連絡をいれ、重版の手配をした。
夢か現実か、もはや私には判断がつかない。




