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4月6日(火)

書店員のネコ日和
『書店員のネコ日和』
田口 久美子
ポプラ社
1,620円(税込)
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犬部!
『犬部!』
片野ゆか
ポプラ社
1,512円(税込)
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 通勤読書は田口久美子『書店員のネコ日和』(ポプラ社)。

 『書店風雲録』の原稿依頼をしたとき、まさかその後田口さんがネコ本を出すなんて想像もしなかった。いや当時は田口さんはネコなぞ飼っていなかったわけで、2007年7月のある日、田口さん家の庭先に3匹のネコがやってくる。そこから始まるのは田口版「じゃりん子チエ」で、田口家にはテツの代わりにネコなんて大嫌いな介護が必要な87歳のお母さんがいて、絶対にいや!と言っているのだが、それでも田口さんは見捨てきれずにネコに愛情を注いでいくのである。

 動物に愛情を注ぐといえば、『犬部──北里大学獣医学部』片野ゆか(ポプラ社)は、学生たちが、自分たちの力で迷い犬や野良犬を保護し、世話して行く姿を追ったノンフィクション。若い彼らが、どうしてそこまでして動物の世話をするのか。動物って何だ? ペットって何だ? と考えさせられてしまったが、本自体はまるで青春小説のような読み心地であった。 

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 6月に出版する江弘毅『ミーツへの道』のことで、140Bの青木さんと打ち合わせ。その後は大宮へ。

 夜、走る。
 私が走っているのは、見沼代用水の水路っ端なのだが、そこは十数キロにも渡って桜並木になっている。だから先週末はランニング=花見となった。それは、もっと気分の良いものかと思いきや、桜の下では酒に酔うおっさんやコンロを使って焼いた肉に匂いなどが漂い、イマイチな花見ランニングとなったしまった。

 そこで今夜、もう一度花見ランニングを決行しようと水路に向かったのであるが、そこには街灯がまったくなく、真っ暗であった。月明かりをたよりに走っていると、頭上にある桜がまるで雪のようで、真っ白な雪の下を走っているようなファンタジーな気分になり、なんだか妖しい世界へトリップ。夜桜ランニング、素晴らしい。

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