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4月7日(水)

 出版社の社内が明るくなるときといえば、一番はもちろん本が売れているときで、書店さんからの注文の電話がじゃんじゃん鳴ると、ハレというか社内の温度が5度ぐらい上がったような状態になる。出版ハイだ。

 次に明るくなるのは、良い原稿が届いたときで、そういうとき小さな会社である本の雑誌社では、みんなで回し読みし、多いに盛り上がるのであった。

 本日届いた原稿がまさにピッカピカの素晴らしい原稿で、一番最初に読んだ私はあまりの素晴らしさに著者に電話を入れ、アホのように「ありがとうございます、ありがとうございます」と礼を述べ、その間にプリントアウトされた原稿を読んだ浜本は、「すげーよ、これ」と大騒ぎ。しまいには宮里とオクラホマミキサーを踊り出してしまった。

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 中央線はこの1ヶ月で、高円寺=あゆみブックス、吉祥寺=ブックファースト、啓文堂、武蔵境=八重洲ブックセンターと4軒もの書店さんオープンしており、本日は沿線の営業がてら、それらのお店を覗きに行く。

 新しいお店はどこへ行っても心地よいが、既存店への影響も心配だ。

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