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10月1日(金)

神様は本を読まない
『神様は本を読まない』
吉野 朔実
本の雑誌社
1,404円(税込)
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 先週末、所属するサッカーチームのチームメイトのひとり、石野くんから「杉江さんの脹ら脛と太ももの筋肉見とれちゃいますね」と言われ、私はあまりの心地よさから昇天しそうになったのであった。なぜなら石野くんの職業は整体師で、身体に関してはプロフェッショナルなのだ。そんな人間から筋肉を褒められたら、毎晩風呂場の鏡に自分の足を映し、うっとりしているランナーが有頂天になるのも仕方ないというもんだ。

 その石野くんに「実は足の親指の付け根が猛烈に痛くなることがあるんだけど通風かな?」とここ数日の心配を相談すると、石野くんは温かい指で私の足の裏や足首を触りすぐさま診断結果を下してくれたのだ。

「杉江さん、これマラソン選手とかがなる足底筋膜炎ですよ。営業でも相当歩いているんでしょう? えっ毎日2万歩ですか。それ以外で週40キロも走ったら、そりゃ筋肉も疲労しますよ。青竹踏みしたらいいかなあ......」

 まさか高校を持久走大会のないところで選んだ人間が、マラソンのし過ぎの病気に悩まされるときが来るとは、人生わからないものだ。

 10月の新刊『神様は本を読まない』吉野朔実著の新刊営業の佳境を迎え、注文の出ていない書店さんをジグザグ営業。
 この日は吉祥寺から府中に横移動したかったのだが、これが電車だと一苦労なのである。中央線から京王線を乗り継ぐには一度明大前まで戻らなければならず、これがかなり遠回りなるのでならば調布駅行きのバスとも考えるのだがバスはバスで時間がかかるのであった。

 営業マンからすると南武線武蔵野線の大円形と山手線の小円形の間に、中円形の路線を敷いて欲しいのであった。行徳から松戸とかその辺を横移動できる電車よ、出よ。

 コミックの売り場の営業は、完全アウェーで落ち込むことが多いのだが、府中のK書店さんでは温かく迎えていただき感動を覚える。

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