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9月16日(金)

神様 2011
『神様 2011』
川上 弘美
講談社
864円(税込)
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笑い三年、泣き三月。
『笑い三年、泣き三月。』
木内 昇
文藝春秋
1,728円(税込)
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大衆食堂パラダイス! (ちくま文庫)
『大衆食堂パラダイス! (ちくま文庫)』
遠藤 哲夫
筑摩書房
907円(税込)
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ドングリの謎: 拾って、食べて、考えた (ちくま文庫)
『ドングリの謎: 拾って、食べて、考えた (ちくま文庫)』
盛口 満
筑摩書房
799円(税込)
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 通勤読書は、3.11の震災後、というよりは福島第一原発の問題後「群像」に発表され話題になった、川上弘美『神様2011』(講談社)。単行本には、1993年に発表された「神様」も一緒に収録されているのだが、著者が「日常は何かのことで大きく変化してしまう可能性のもつのだ」と記すとおり、書き直された作品はほんの小さな変化でありながら、世の中が決定的に変わってしまったことを印象づける。

 三連休前ということで、仕事を終えた後、改めて本屋さんに立ち寄る。
『笑い三年、泣き三月。』木内昇(文藝春秋)、『大衆食堂パラダイス!』遠藤哲夫、『ドングリの謎』盛口満(ともにちくま文庫)を購入。

 金曜日の夜、これら新たに手にした本と積ん読本の中から、休日中に読む本を選び出している瞬間はまさに至福のときだ。本棚や床から5冊、6冊と抱えて寝室の出窓に並べ、背表紙を見つめる。ただし、それらが週明けに片付いていることはほとんどない。何せ休日はほとんどサッカーやランニングで予定が埋まっており、本など読む間もなく眠ってしまうからだ。

 それでも私は金曜日の夜、本を選ぶことをやめない。なぜならそれこそが読書だと思っているからだ。

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