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9月20日(火)

 先週までの猛暑が嘘のように肌寒くなり、あわてて長袖のシャツを着る。それでも寒いのでジャケットを羽織る。

 通勤読書は、『笑い三年、泣き三月。』木内昇(文藝春秋)。まだ100ページだが、冒頭の一行目から物語に一気に引き付けられてしまった。噂どおりの傑作のようだ。

 週末に手に入れたスマートフォンを社内で見せびらかす。本の雑誌社で一番最初にスマートフォンを手に入れた人間ということで、その名を歴史に刻むが、これで何か「本の雑誌」のネタができないかと壊しそうな勢いで浜本が触りだしたのであわててカバンにしまう。

 午前中に富士山マガジンサービスと打ち合わせを終えたのち、大竹聡さんの新連載「ギャンブル酒放浪記(仮)」の取材のため、多摩川競艇場へ。

 生まれて初めての競艇だったが、モーター音の唸りを上げて走るボートに魅了され、あっという間の7レース。なんだか生まれて初めて浦和レッズのゴール裏に行ったときのような興奮を覚える。

 そういえば私の通勤途中に競艇場があったような気がする......。

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