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10月26日(金)

64(ロクヨン)
『64(ロクヨン)』
横山 秀夫
文藝春秋
2,052円(税込)
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 通勤読書は横山秀夫『64』(文藝春秋)。

 横山節炸裂の警察小説に600ページ一気読み。キャリア対ノンキャリア、広報対記者クラブ、刑事部対警務部など様々な対立構造のなか、長年解決できずにいたひとつの事件が浮かび上がる。組織のなかで人間は、いかに人として生きるのか。強烈なまでの濃い小説世界に没入し、読了後はしばし放心してしまった。

 もし今、何か小説を読みたいと考えている人がいたら、私はこの『64』を强烈におすすめする。

 いよいよ明日神保町ブックフェスティバルということで、事務の浜田より仰せつかっておりました看板やらPOPやらその他もろもろを一気に仕上げる。

 会社にカラープリンターがないので、何度もUSB片手にセブンイレブンへ足を運ぶが、途中靖国通りで亜紀書房のIさんと遭遇。Iさんの手には東京堂書店前店長・佐野衛さんの著作『書店の棚 本の気配』が抱えられており、追加注文分を東京堂書店さんに直納へ向かうところだったらしい。すでに重版もかかっており、羨ましいかぎり。

 明日のブックフェアでは、『古本の雑誌』や「本の雑誌」などはもちろん、サイン本、超お宝バックナンバー、汚損本、そして新事業開発部が製作した「限定てぬぐい」と「限定トートバッグ」も販売。

 私は土曜日は朝の設営のみ(午後は浦和レッズ)、日曜日は終日店番の予定。ぜひ覗いてみてくだされ。

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