10月25日(木)
- 『64(ロクヨン)』
- 横山 秀夫
- 文藝春秋
- 2,052円(税込)
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昨日は『64』に蹴散らされてしまった『古本の雑誌』だったが、早速追加注文が飛び込み始め、これは発売即重版の可能性が高いと興奮していると、編集発行人の浜本や事務の浜田から「初版部数の読み間違いじゃない?」と厳しい指摘をされる。確かにそうかもしれないが、明日の天気くらいどの本が売れるかどうかなんてわかりゃしないのだ。
午後、高野秀行さんと来年2月発売の『謎の独立国家ソマリランド そして海賊国家プントランドと戦国南部ソマリア』の装丁の打ち合わせにデザイナーの日下充典さんのところへ。日下さんは高野さんの最も過酷な探検であり、代表作でもある『西南シルクロードは密林に消える』の装丁もされており、今回の『謎の独立国家ソマリランド』はその『西南シルクロードは密林に消える』をも凌ぐ、大傑作ノンフィクションであるため、いま一度日下さんにデザインをお願いし、格好良く本を作っていただこうという心づもりなのであった。
打ち合わせは無事終了し、なんだかすっかり大船に乗った気分となり、3時から開いている銀座のロックフィッシュへ。ここのハイボールはスペシャルに美味いのだけれどアルコールが强烈で、酒の弱い私はいつも2杯も飲んだら大酔っ払いになってしまう。しかし気づいたら3杯目を手にしており、もはや焦点が合わず口元も怪しく、あわてて帰ろうとしたが、まだ18時で、日々アルコール漬けの高野さんはとても帰る気になるわけがなく「もう一軒行こうよ」の悪魔のコールをしてくる。
ここで逃げたら『謎の独立国家ソマリランド』とともに高野さんが消えてしまいそうなので、そこらのビアホールに飛び込み、私は烏龍茶で防御しつつ、高野さんは赤ワインを3杯。いい加減酔っ払ったのか千鳥足で地下鉄の改札口に消えっていったが、時間はまだ19時だった。会社に戻って仕事をするか3秒ほど悩んだが、京浜東北線に乗り込み帰宅す。
午後、高野秀行さんと来年2月発売の『謎の独立国家ソマリランド そして海賊国家プントランドと戦国南部ソマリア』の装丁の打ち合わせにデザイナーの日下充典さんのところへ。日下さんは高野さんの最も過酷な探検であり、代表作でもある『西南シルクロードは密林に消える』の装丁もされており、今回の『謎の独立国家ソマリランド』はその『西南シルクロードは密林に消える』をも凌ぐ、大傑作ノンフィクションであるため、いま一度日下さんにデザインをお願いし、格好良く本を作っていただこうという心づもりなのであった。
打ち合わせは無事終了し、なんだかすっかり大船に乗った気分となり、3時から開いている銀座のロックフィッシュへ。ここのハイボールはスペシャルに美味いのだけれどアルコールが强烈で、酒の弱い私はいつも2杯も飲んだら大酔っ払いになってしまう。しかし気づいたら3杯目を手にしており、もはや焦点が合わず口元も怪しく、あわてて帰ろうとしたが、まだ18時で、日々アルコール漬けの高野さんはとても帰る気になるわけがなく「もう一軒行こうよ」の悪魔のコールをしてくる。
ここで逃げたら『謎の独立国家ソマリランド』とともに高野さんが消えてしまいそうなので、そこらのビアホールに飛び込み、私は烏龍茶で防御しつつ、高野さんは赤ワインを3杯。いい加減酔っ払ったのか千鳥足で地下鉄の改札口に消えっていったが、時間はまだ19時だった。会社に戻って仕事をするか3秒ほど悩んだが、京浜東北線に乗り込み帰宅す。