1月31日(金)
- 『オシムの言葉 増補改訂版 (文春文庫)』
- 木村 元彦
- 文藝春秋
- 745円(税込)
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まさに鍋の豆腐。喉元過ぎれば熱さ忘れるで昨日痛み止めを飲んで一日中寝ていたら痛風の痛みはすっかり消えてしまった。しかしこれは決して治ったわけではなく、尿酸値を下げなければまた同じことが繰り返されるわけで、今回こそはきちんと治療しようと決意する。
通勤読書は、増補改訂版が出た『オシムの言葉』木村元彦(文春文庫)。集英社で文庫になった際にもオシム氏が病に倒れた際のエピソードが大幅加筆されたが、今回はなんと祖国ボスニアの分裂しかかったサッカー協会をまとめ、W杯出場に立ち向かう姿が付け足されている。
その最後に記された、まさに「オシムの言葉」には、全身が鳥肌が立つほど感情を揺さぶられた。
出社するとなぜか机の上には『謎の独立国家ソマリランド』と『捨てる女』の山。
事務の浜田から「昨日注文があって直納するって言っちゃったんで、リハビリついでによろしくお願いします」と引きずる足も見ずに指令が飛ぶ。
というわけで両手に大量の本を抱え、恵比寿の有隣堂さんと新宿南口の紀伊國屋書店さんへ直納。
いったん神保町に戻り、三省堂書店のUさんを訪問。もろもろお話。売り場のOさんから『捨てる女』と『乙女の読書道』の追加注文。こちらもすぐさま直納。なんだか本が売れると忙しい。そろそろ誰か人を入れてもいいのではないかと思うけれど、いつまでも売れるわけではないだろうからそうもいかず。
病み上がりなので定時に上がる。
といっても給料日なので、JANIS2号店、diskunion御茶ノ水駅前店、TOWER RECORDS秋葉原店を徘徊。至福。