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4月1日(火)

 新年度。
 いつ頃からか日記を書くのが苦しくなっている。特記事項なしという日々が続いているというか、何を書いていいのかわからなくなっている。TwitterやFacebookがいけないのかもしれない。本も読むもののなかなか読み切れず、気づけばラジオばかり聴いている。それでも今日から毎日書こうと決意する。エイプリル・フールになりそうだけれど。

 というわけで営業とも出版ともまったく関係ないが、今や日記で書きたいことナンバー1のケーキ作りである。
 報告し忘れていたが、スポンジケーキ、シュークリーム、ガトーショコラの後、シフォンケーキに挑戦し、大成功をおさめたのである。

 いや初回は失敗し、型から取り出した瞬間まるで雪崩が起きたかのように決壊し、無惨な姿になったのであった。

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 それでも妻や娘は美味しいと言ってくれたのだが、とても売り物になるような状況でなく、第2のバイブルである『決定版 小嶋ルミのケーキ・レッスン』(柴田書店)を熟読し、問題点を洗い出した。

1)メレンゲの強度
2)燃焼の加減
3)完全な冷まし

 それらに注意しながら翌日曜日に再挑戦すると、シフォンケーキは入道雲のように膨らみ、口に入れると綿菓子がごとくほのかな甘みを残して消えていった。

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 それは信じられないくらい美味しかった。実を言うと家族全員だれもシフォンケーキというものを食べたことがなくこれが成功なのかわからない。それでも美味しいのだからいいのだ。

『捨てる女』をブックファースト新宿店さんに直納後、高野秀行さんと辺境ドトールにて打ち合わせ。『謎の独立国家ソマリランド』で第35回講談社ノンフィクション賞、第3回梅棹忠夫・山と探検文学賞受賞したものの、高野さんの実力はまだまだこんなものではないはずと、「高野秀行"第2期"10カ年計画『ムベンベノイカ』」というレポートを提出。

 会社に戻って、夜遅くまで『本屋大賞2014』の初回注文〆作業をする。

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