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5月30日(金)

 広島、大阪と出張に行ってきた。単行本の打ち合わせと営業だ。広島は人生で初めての訪問、大阪は昨年、高野秀行さんのトークイベントで訊ねたものの、そのときはイベント会場である本屋さんだけしか顔を出せなかった。だからできるだけ多くの書店さんに挨拶に伺おうと思い、とにかく歩いた。歩くというより駆けた。

 駆けながら二十代のときの営業を思い出した。あの頃、私は毎日こうやって来た球を打つようにしてお店に飛び込んでいた。何も考えていなかった。いや考える前に名刺を差し出していた。

 それがいつの間にか球種を読むようになり、ど真ん中の絶好球でも、読みが当たっていなければ見逃し、三振しても口笛を吹いてベンチに戻っていた。それでも成績が下がらなかったのは、二十代、三十代の頑張りがあったからだ。あの頃植えた種が今大きく花を咲かせ、実を結んでいた。

 確かに四十代の今は収穫する時期だとは思うけれど、この実がいつか絶えることに気づいていた。5年後、10年後、何もできなくなっている姿が目に浮かび、怖くなった。それでもどうすることができなくて毎日空回りしていた。

 大阪の街を走りながら、その解決法がどこにあるのか思い出した。

 そうだった、そうだった、営業ってそうだよねと階段につまづきながら、いつの間にか笑っていた。もう一度、スタートラインに立とう。

5月16日(金)

 朝6時、昨日できなかったからと息子に叩き起こされ、人生ゲーム。
 どうしてこんな早くからルーレットを回さなければならんのだ。しかも「仕事で大失敗! 職を失いフリーターになる」なんてコマに止まりたくない。
 それにしても息子のこの人生ゲーム中毒はいつ終わるのだろうか。麻雀でも教えるか。

 出社。前日の授賞式での浜本の食いしん坊ぶりをみんなに聞かせる。
 午後、ぽっこりコンビの浜本、宮里とともに「本の雑誌」7月号特集、絶景本棚をめぐる旅の取材で、カタログハウスさんへ。理想の本棚について話をうかがう。

 月があまりに綺麗なので上野まで歩く。

5月15日(木)

 高野秀行さん、そして編集発行人の浜本とともに10時24分東京駅発あさま515号の人となり、一路、第3回梅棹忠夫・山と探検文学賞授賞式に行われる長野へ向かう。ところがブックデザインを担当したカネコッチも同乗してくるはずが、その姿をいくら探しても見つからないまま新幹線は無常にも走りだしてしまった。

「どうしたんだろう?」
「あいつ忙しいから徹夜で寝坊しちゃったんじゃないの」
「まあ一本後の新幹線でも式には間に合うから」

 連絡もないなか心配していると次なる停車駅上野からひょこひょこと乗ってくるではないか。

「おれ、上野のほうが近いから」

 そういって鞄からパソコンを取り出すと私たちの心配はどこ吹く風と、本のデザインを始めるのであった。

 11時50分、長野着。
 三人は「やっと着いた」という感じで駅から見える山並みに声を上げているが、私は「戻ってきた」気分である。

 なぜならちょうど一年前、私は『謎の独立国家ソマリランド』のヒットと何かしらの賞を受賞できるよう善光寺へお参りに来ていたのだ。まさに満願成就。

 長野といえば平安堂書店さん。その上のホールで授賞式は行われた。長野県知事を始め、梅棹忠夫氏を尊敬し山と探検を愛する人たちに囲まれ、その中心には受賞者である高野秀行さんと『謎の独立国家ソマリランド』があった。万歳!

5月14日(水)

  • 本屋の雑誌 (別冊本の雑誌17)
  • 『本屋の雑誌 (別冊本の雑誌17)』
    本の雑誌編集部
    本の雑誌社
    2,178円(税込)
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 新刊を本屋さんに並べるにはいくつかの過程を通らなければならず、営業はもちろん、そこでいただいた事前注文を集計、データ化、それらの資料と見本を持って取次店さんを訪問、後日、実際に何部初回に納品するか部決(ぶけつ)し、ついに搬入(発売)となる。

 これらのスケジュールは、発売日から逆算し、それぞれが一日たりともズラすことなく決まっているわけだが、なんと今月の新刊『本屋の雑誌』の見本届け日と梅棹忠夫・山と探検文学賞授賞式が重なってしまったのではないか。

 こんなとき営業が複数人いる会社なら簡単に対応できるだろうが、なにせ本の雑誌社の営業は私一人である。事前注文制の出版社だからそれほど交渉能力が必要なわけではないけれど、そもそも取次店さんの場所を知っているのも私ひとりで、代打ちしてもらうには地図を書くところから始めなければならない。

 思い起こせば入社して17年。ほぼ毎月単行本を出版してきたことを考えると約200回ほどこの作業を繰り返してきたのだが、その間一度も誰かに代わりを頼んだことがなかった。

 ついにその連続見本出し記録の更新が止まってしまうのか!? というわけで本の雑誌社の秘密兵器、いや最終兵器である事務の浜田に頼もうとすると「自転車乗れるっすか? 自転車乗れるんなら私どこでも行きますよ。お弁当持って行こうかなあ」と見本出しとピクニックを勘違いした反応を返され、頭を抱える。

 頭が痛いときはどうしたらいいのか?
 うつせばいいのだ。
 中央精版印刷のMさんに電話し、どうにか見本の納品を半日早くできないかと相談。いや相談と言うよりは脅し。Mさんに頭を痛めてもらい私はスッキリ。

 数時間後、そのMさんから「どうにかします!」と返事があり、あわてて事前注文の締め作業を開始する。

 そしてMさん、なんとその男気を見せた約束の時間よりもさらに二時間早く、見本を届けてくれたのである。ザッツ、ミラクル! というわけで、午後から予定していた見本出しを午前中に早め、私の連続見本出し記録も途絶えることなく更新したのであった。

 夜、相棒とおるとお茶。

5月13日(火)

  • 書庫を建てる: 1万冊の本を収める狭小住宅プロジェクト
  • 『書庫を建てる: 1万冊の本を収める狭小住宅プロジェクト』
    松原隆一郎,堀部安嗣
    新潮社
    2,090円(税込)
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  • 本屋の雑誌 (別冊本の雑誌17)
  • 『本屋の雑誌 (別冊本の雑誌17)』
    本の雑誌編集部
    本の雑誌社
    2,178円(税込)
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「本の雑誌」7月号の特集、絶景書斎を眺める旅の取材のため『書庫を建てる 1万冊の本を収める狭小住宅プロジェクト』松原隆一郎、堀部安嗣著(新潮社)の書斎を訪問。まさに絶景、腰を抜かす。そして人生の目標を見つける。

 いったん会社に戻り、営業。その後、明日見本が出来上がってくる『本屋の雑誌』初回注文〆作業。
 いよいよこの、こちらも腰を抜かすほどの本屋本を世の中に出すときが来たのだ。
 楽しんでもらえますように。

5月12日(月)

  • 殺人犯はそこにいる: 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件
  • 『殺人犯はそこにいる: 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件』
    潔, 清水
    新潮社
    2,980円(税込)
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 この春、『サッカーデイズ』(白水社)が岩手県の公立高校の入試問題に使用されたため、学習参考書への使用許諾書が立て続けに2件届く。これで7件目。こんなに過去問題集があるとは知らなかった。学参版元も大変だ。

「本の雑誌」6月号が搬入となる。
 特集は、『殺人犯はそこにいる』清水潔著(新潮社)を読んで以来すっかりハマってしまった、事件ノンフィクション。東えりかさんと仲野徹さんによるブックガイド対談で「古典中の古典」と紹介されていた本田靖春著『誘拐』(ちくま文庫)をさっそく読みはじめるが、すぐに胸が苦しくなる。

 今週木曜日に『謎の独立国家ソマリランド』梅棹忠夫・山と探検文学賞授賞式が長野であるため新幹線の切符を手配。その後、営業。

5月9日(金)

 六本木で晴天の土砂降り、渋谷で雹に襲われる。
 
 夜は東武練馬のすこやかプラザにて美術書系出版社フットサルチーム「アルトムント」の練習に参加。まさか40歳を過ぎてこんなにサッカーが上手くなるなんて想像もしなかった...というか今の能力が中学校のときにあれば、レギュラーになれたのに...。

 最近、とある絶版本(シリーズ13冊)を探している。
 Amazonのユーズドやヤフオクを確かめれば、それ相応の値段ですぐに見つかるのだけれど、安く買いたいというよりはあの古本屋さんの棚で発見したときの興奮を考えるとなかなか購入のボタンが押せずにいる。

 古本を買うという行為には、何軒何十軒のお店を覗き、あきらめ気分でくまなく棚を眺め、一度素通りした視線が突然導かれるように戻り、その瞬間スポットライトが当たったかのごとく一冊の本の背表紙が浮かび上がってくる、そういった一連の作業というか運動というか、それらに費やす時間と心の動きも含まれていると思うのだ。

 果たして13冊揃えるのに何年かかるのかわからない。あるいは揃わないかもしれない。
 何度も何度も検索窓に書名を打ち込みながら、便利と豊かさの間で毎日気持ちが揺れ動いている。

5月8日(木)

 2月4日に酒をやめた。
 酒をやめたと言うと、みんな理由を知りたがるが特に理由はない。強いてあげるなら厄年が無事にすんだのでその記念にといったところだ。

 そして酒をやめて三ヶ月が過ぎて、私は恐ろしいことに気づいた。
 それはこの三ヶ月間一度足りとも酒を飲みたいと思わなかったことではなく、酒を飲もうが飲むまいが自分の飲み会での振る舞いがまったく変わらないということだ。

 酒をやめたからといって付き合いをやめたわけではない。飲み会に誘われれば、顔を出している。あるいはじっくり話をしたいときは下戸になった私が誘うこともある。

 そこでは乾杯のビールも口にせず、ウーロン茶をチェイサーにジンジャーエールを飲んでいるのだが、最初は私が酒を頼まないことに戸惑いを覚える相手もあっという間に私が酒を飲んでいないことを忘れ、あろうことか私があまりに大騒ぎしているものだから、そんなに飲んで大丈夫?と背中をさすってきたりするほどだ。

 私の体内には一切のアルコールが入っていないのだから、私は酔っているわけではない。しかし以前酒を飲んでいた時と変わらず、基本的には陽気に、そしてときには暑苦しく語るわけであるけれど、それをかつては酔っぱらったせいと考えていたのだが、どうやらそうではないらしい。私の素の状態なのだった。

 ということは酔っぱらうというのはどういうことなのだろうか。
 おそらく酔っぱらうということは相当気持ちのいいことなのだ。だからみんなあんなに毎日酒を飲んでいるのだろう。

 私はこれまで一度も酔っぱらったことがないのかもしれない。
 あるいはもしかすると私は体内でアルコールを作りだす特異体質で、常に酔っぱらっているのだろうか。

5月7日(水)

  • 本屋の雑誌 (別冊本の雑誌17)
  • 『本屋の雑誌 (別冊本の雑誌17)』
    本の雑誌編集部
    本の雑誌社
    2,178円(税込)
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 連休中に作ったケーキは、バニラシフォンとチョコレートシフォン。
 すっかりシフォンケーキ作りにハマってしまったのだが、それは材料がシンプルでありながら奥が深く、そしてオーブンで膨らむ様子を眺める喜びと型から取り出すときのどきどきのせいだと思う。

 チョコレートシフォンは我がバイブルである『小嶋ルミの決定版ケーキ・レッスン』(柴田書店)には載っていなかったので、初めてオリジナルで作ってみた。しかしオーブンに入れた瞬間、ベーキングパウダーを入れ忘れたことに気づき、顔面蒼白。いつもならオーブンの前で焼き上がるまでじっと眺めているのだが、すっかり不貞腐れて散歩に出かけたものの、なんと40分後にしっかり膨らんでいたのに驚いた(まあいつもより2センチ低かったけれど)。味も息子が気絶するほど美味しかったので、今度はベーキングパウダーを入れて完璧を目指す。

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 通勤読書は、小宮山書店のガレージセールで見つけた半村良の『たそがれ酒場』(中公文庫/100円)。
 こちらは『雨宿り』『新宿馬鹿物語』に続く「バー・ルヰ」シリーズで、長年気になっていたもの未発見・未読だった(はず)なのでとてもうれしい。淡い人間模様がとても楽しいけれど、いかんせん『雨宿り』『新宿馬鹿物語』を読んだのがずいぶん前のことで、登場人物を思いだせず、再読してから読めばよかった。


 午前中は「本の雑誌」の会議。神は降りず、2週間後に持ち越し。
 昼、浜本とふたりマニタ書房さんを訪問し、もろもろ相談。

 会社に戻ると5月21日搬入予定の『本屋の雑誌』の紙焼きが出てくる。
 とんでもない本を生み出してしまった...というのが率直な感想。
 何せ408ページすべて本屋さんの話なのだ。

 帯のコピーである「今日も、明日も、ここにいる。」みなさんに届きますよう祈りつつ、最後のチェックに勤しむ。

5月2日(金)

  • 大イワナの滝壺 (ヤマケイ文庫)
  • 『大イワナの滝壺 (ヤマケイ文庫)』
    白石勝彦
    山と渓谷社
    1,001円(税込)
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  • 定本 日本の秘境 (ヤマケイ文庫)
  • 『定本 日本の秘境 (ヤマケイ文庫)』
    岡田喜秋
    山と渓谷社
    1,045円(税込)
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  • ヤマケイ文庫 くう・ねる・のぐそ 自然に「愛」のお返しを
  • 『ヤマケイ文庫 くう・ねる・のぐそ 自然に「愛」のお返しを』
    伊沢 正名
    山と渓谷社
    1,078円(税込)
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  • 地図のない場所で眠りたい
  • 『地図のない場所で眠りたい』
    高野 秀行,角幡 唯介
    講談社
    1,650円(税込)
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 ここのところ一番購入率が高い文庫は、新潮文庫でも文春文庫でもなくヤマケイ文庫。

 今月の新刊『大イワナの滝壺』 白石勝彦著は、魚影色濃い昭和30〜40年代のイワナ釣りの釣行記で、何度も読み返している今野保の三部作『秘境釣行記』『羆吼ゆる山』『アラシ』(すべて中公文庫)にあい通じる面白さ。

 先日読み終えた『日本の秘境』岡田喜秋著も隔世の感の日本を旅する素晴らしい紀行文だったし、偉いぞ!ヤマケイ文庫とホームページを覗いてみたら、なんと6月の新刊は、あの奇書中の奇書『くう・ねる・のぐそ』伊沢正名著ではないか。

『本屋の雑誌』の色校を確認し、リブロ池袋店Yさんを訪問。その後、竹橋の毎日新聞社1階にある「RunPit」へ。高野秀行さんと皇居2周のランチミーティングならぬランニングミーティング。高野さんといえば早稲田大学探検部の後輩でもある角幡唯介さんとの対談集『地図のない場所で眠りたい』(講談社)が発売中。探検からノンフィクションを書くというところまでかなり真剣に語り合っている。

「RunPit」で汗を流した後、新宿三丁目「池林房」へ。Number編集部Wさんのお誘いで、近藤篤さんと高野さんの初顔合わせ飲み会。

 ふたりがまるで新宿や神保町の様子を語るように世界中の街や人のことを語るのをただただあっけにとられながら聞き入る。そして自分の前を通り過ぎていった42年のつまらなさにがっくりする。

 もはや取り返すこともできないけれど、好奇心を開き続けよう。2月から酒をやめているのでジンジャーエール4杯。

5月1日(木)

  • 「ななつ星」物語: めぐり逢う旅と「豪華列車」誕生の秘話
  • 『「ななつ星」物語: めぐり逢う旅と「豪華列車」誕生の秘話』
    治夫, 一志
    小学館
    1,540円(税込)
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  • 本屋の雑誌 (別冊本の雑誌17)
  • 『本屋の雑誌 (別冊本の雑誌17)』
    本の雑誌編集部
    本の雑誌社
    2,178円(税込)
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    honto

 あっという間に一ヶ月が過ぎていた。

 この期間にしたことは、痛風の相談に健保へ行き(無罪放免)、本屋大賞の発表(無事終了)、裁判所の傍聴(『本の雑誌』6月号収録)、京都出張(『別冊 本屋の雑誌』収録)、映画に出演(内藤誠監督/坪内祐三原作・主演『酒中日記』)、BOOKOFF PLUSアミューあつぎオープンにて背取り(『本の雑誌』8月号収録)、宮田珠己さんのクローゼット整理(『本の雑誌』7月号収録)、フットサル2回、人生ゲーム25回、シフォンケーキ6回(3勝3敗)、どら焼き(失敗)、バウンドケーキ(成功)、浦和レッズの試合4試合観戦、ランニング117キロ、「ローカル路線バスの旅 第17弾」を堪能(三度試聴)、そして営業。

 疲労困憊でくじけそうになる気持ちを、一志治夫さんの新刊『「ななつ星」物語 めぐり逢う旅と「豪華列車」誕生の秘話』(小学館)で奮い立たせた。

 さて5月。
 今月の新刊は我がライフワークである本屋さんの本『本屋の雑誌』だ。以前より「本の雑誌」伝説の別冊『本屋さん読本』の続編を作って欲しいという声が届いており、その続編になったかどうかはわからないけれど、「本の雑誌」がこれまでに伝えてきた本屋さんの記事の集大成であり、本屋さんへの愛情が詰まった1冊になったのは間違いない。厚さ3センチ、ページ数にして408ページ(なんとカラーグラビアが8ページもある!)、デザインのカネコッチから「帯や章タイトルにもう本屋や書店という言葉を使わないで!」と言われるほど、本屋さん満載の1冊。

 その編集作業がどうにか山場を越えたので、営業に勤しむ。暑い。

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