6月22日(月)
- 『鈴木さんにも分かるネットの未来 (岩波新書)』
- 川上 量生
- 岩波書店
- 972円(税込)
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- 『書生の処世』
- 荻原 魚雷
- 本の雑誌社
- 1,620円(税込)
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- 『夢の砦』
- 小林 信彦
- 新潮社
- 1,730円(税込)
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助っ人の学生に「今、いちばん憧れの人は誰?」と訊ねたら「ドワンゴの川上さんです」と答えが返ってきたので、川上量生『鈴木さんにも分かるネットの未来』(岩波新書)を読みながら出社。興味深い記述多数あり、あちこち付箋を貼り付つつ読み進むも、商売としてはともかく、ネットの世界にはまったく魅力を感じない。鈴木さん(鈴木敏夫:スタジオジブリプロデューサー)はどうなんだろうか。
荻原魚雷さんの待望の新刊『書生の処世』搬入。
午前中、某所にて某案件打ち合わせ。
午後、営業。
仕事を終えて小宮山書店のガレージセールを覗くと、一際分厚い背表紙が目に飛び込んでくる。心臓の鼓動が一気に早くなる。リーチ一発ツモ!『夢の砦』発見!
この本は単行本も文庫も品切れながら、そんなに珍しい本ではない。Amazonのユーズドを調べたら単行本は1円で出品されている。それを注文すれば数日後に手に入るだろうが、しかしそこに喜びはほとんどない。だから私はAmazonで注文することなく、いつかどこかで出会えるだろうと探書リストにいれたところの一発ツモ! この喜びはなにものにも代えがたい。結局、私があんまりネットを面白いと感じないのは、便利の前にこういった喜びが奪われてしまうからだ。3冊500円なので、半村良『葛飾物語』(中央公論社)、北方謙三『明るい街』(集英社)とともに購入。
帰宅後、ランニング。7キロ。