6月30日(火)
- 『夢の砦〈上〉 (新潮文庫)』
- 小林 信彦
- 新潮社
- 713円(税込)
- >> Amazon.co.jp
- >> HonyaClub.com
- >> エルパカBOOKS
- 『夢の砦〈下〉 (新潮文庫)』
- 小林 信彦
- 新潮社
- 713円(税込)
- >> Amazon.co.jp
- >> HonyaClub.com
- >> エルパカBOOKS
4時50分起床。早朝読書は、古本屋でリーチ一発ツモした小林信彦著『夢の砦』。椎名さんの『銀座のカラス』を読んだ時の興奮を思い出す。このなかで描かれるテレビの部分をネットに置き換えればそのまま現代の出版業ではないか。そして要所要所で語られる雑誌に対する思いやウンチクに激しく共感を覚える。あまりに面白く、会社に行く気が失せてしまう。これが早朝読書の難点だ。
しぶしぶ出社するもののやる気は皆無、営業に飛び出す。以前から訪問してみたかったららぽーと富士見のリブロさんとBOWLさんへ。平日なのに人出は多く、駐車場は一階と二階に「満車」の文字。
埼玉を営業した後、直帰。
小5の息子が浦和レッズの試合に連れて行ってくれとうるさいので、7月19日のサンフレッチェ広島戦のチケットを購入す。しかし本当に連れて行っていいのか大いに悩む。
息子をスタジアムに一度だけ連れて行ったことがあるのだけれど、あれは物心が付く前だった。息子はほとんど試合を見ずにDSをやっていた。今はサッカーが心底好きなようだし、テレビで浦和レッズの試合を見、先日優勝を決めた神戸戦での阿部勇樹の叫びに「チョーカッケー」とつぶやいていたので、きっと今回連れていったら浦和レッズに夢中になるだろう。
本当にそれでいいのだろうか。ひとつのチームを愛するということはいいことばかりでなく、苦しいことのほうが多い。それはいつかどこかに書いたけれど、もうひとつ人生を背負い込むのと一緒だ。できれば息子には幸せになってほしい。
一度出したチケットを財布に戻す。ランニング7キロ。