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10月15日(木)

 待ちに待った『古本屋ツアー・イン・首都圏沿線』の見本ができあがったので、取次店廻り。その間も、この情報量&破壊力満点の古本屋ガイドを読み、まだほとんど訪れたことのない古本屋さんに想いを馳せる。欲しかった本を作る。これぞ出版の原点。

 取次店さんの窓口で、青土社のエノ氏、西村書店のハコ氏と会う。ふたりとも「受賞おめでとうござます!」と祝ってくれる。うれしい。

 しかし西村書店のハコ氏は、私にこの世で最も最低の映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク」を薦めてきた人間なのだ。

「なんであんな映画を薦めたんだよ!」と詰め寄ると「いやあ、ボクも大嫌いなんですよ、わっはっはっは」と笑うではないか。映画版不幸の手紙か? わけわからん。

 会社に戻ると工作舎の営業の方からご丁寧な電話をいただく。恐縮しつつ、本来は自分が連絡すべきだったのではと反省す。

 夜、「おすすめ文庫王国2016」の座談会収録。

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