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10月16日(金)

古本屋ツアー・イン・首都圏沿線
『古本屋ツアー・イン・首都圏沿線』
小山 力也
本の雑誌社
2,376円(税込)
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気まぐれ古本さんぽ
『気まぐれ古本さんぽ』
岡崎武志
工作舎
2,484円(税込)
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 午前中、神保町ブックフェスティバルに合わせて三省堂書店神保町本店さんにで行われる全点フェア「三省堂本店から歩いて一分、これが本の雑誌だ! 」の看板やらフリペやら展示物を担当のOさんにお届け。

 合わせて同時期に『古本屋ツアー・イン・首都圏沿線』と『気まぐれ古本散歩』(工作舎)の新刊が発売される小山力也さんと岡崎武志による「一箱古本対決」フェアも開催。こちらはお二人の蔵書を「一箱」に並べ、販売するとか。初日は古本者による開店待ちが出たりして。

 午後、寄藤文平さんの事務所へ。1月刊のアジア18の国と地域で代理人なしで自ら契約しプレイしてきたサッカー選手・伊藤壇氏の本の装丁を依頼。

 実はこの本の構成を頼んでいるワタル社長が、寄藤さんと幼馴染であり「いつか一緒に仕事したいね」と約束していたとか。不思議な縁でここまできた本の最後の部分も縁を大事にして作りあげることに。寄藤さんも「そういう本はうまくいくんですよ」とうれしそうにワタル社長を見つめる。

 自分になりに発想力はあるつもりだったのだけれど、寄藤さんのロジカルな発想法にはただただ驚く。まるで授業を受けているような気分。一流の人と仕事をするのは、作品以上にその過程に意味がある。サッカーだって上手い人とやったほうがずっと成長する。狭い会社のなかにいたらダメ。

 夕方会社に戻ると、博報堂さんと新潮社のまだまだ小説いけるじゃんのAさんから花が届いている。うれしい。

 夜、新宿「あぜみ」へ。A書店のNさんと元C社の営業Aさんと酒。おふたりとも50年を越える映画マニアで、三時間ずっと映画の話。飲み会でこんなにメモを取ったのは初めて。というわけで明日は「ゴッドファーザー」三部作を観る。

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