4月4日(月)
- 『繚乱 (角川文庫)』
- 黒川 博行
- KADOKAWA/角川書店
- 907円(税込)
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- 『悪果』
- 黒川 博行
- 角川書店
- 1,944円(税込)
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- 『迅雷 (文春文庫)』
- 黒川 博行
- 文藝春秋
- 702円(税込)
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- 『グローバライズ』
- 木下 古栗
- 河出書房新社
- 1,728円(税込)
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ここのところ週末は近所のツタヤで映画を借りて観るというのが定番になっていたのだけれど、この週末は進駸堂中久喜本店さんで買った黒川博行『繚乱』(角川文庫)にのめり込み読書。
私のなかには北方謙三壺と黒川博行壺というのがあって、これが2、3年に一度空っぽになると両者の本をむさぼるように読む。ちょうど今、黒川博行壺が空っぽだったらしい。
『繚乱』は、黒川博行の代表作〈疫病神シリーズ〉の二宮&桑原コンビを凌ぐコンビ作『悪果』(角川書店)のマル暴担堀内&伊達が大暴れするシリーズ2作め。今作では警察を退職したふたりが、競売屋の調査員となり、人間の欲望にどっぷりつかる。文庫本600ページ、まさに寝食忘れて読了。
というわけで本日の通勤読書は、『繚乱』読み終えてすぐに近所のツタヤに走り購入した『迅雷』(文春文庫)。まだ黒川博行壺はいっぱいになっていないのだ。
午前中、発表を一週間後に控えた本屋大賞にまつわるデスクワーク。狂ったようにメールを返信し、雑務をこなす。
午後、紀伊國屋書店新宿南店さんに『肉筆で読む作家の手紙』を直納。
仕入れから4階の文芸書売り場に上がっていくと、相変わらずしっかり整頓された売り場にうっとり。推すべきものは多面積みとPOPでしっかり推し、そうでないものはあるべき場所に並べ、教科書のような売り場。居心地が本当にいいお店だ。
購入するか悩んでいた『グローバライズ』木下古栗(河出書房新社)に素敵な手書きPOPが立っており、レジへ背中を推してもらう。
続いて新栄堂書店新宿パークタウン店さんへ向かうも南口にオープンした「バスタ」に目を奪われる。用もなくうろうろ。バスに乗ってどこかに消えたい。
本日より、待望の宮田珠己さんの新連載「たのしい47都道府県 正直観光案内」スタート。宮田さんの知識と魅力大開放の連載です。