4月1日(金)
特にウソもなく、また新入社員もなく、新年度スタート。
午前中、集中してデスクワーク。本屋大賞の発表が近づいてきているので、メール&電話が激増。合間をぬって、読者の方が送ってくれた、香川県の公立高校入試問題(『サッカーデイズ』が入試で使われた)を解くも、どれも自信をもって答えられず。
午後、直契約のスタートした八重洲ブックセンター本店さんに特製文庫ブックカバーを納品。アルバイト時代の十代後半から背中を追いかけてきたMさんもこの11月で定年だという。追いかける背中のなくなった後、どうやって生きていけばいいのだろうか途方にくれる。
夜、直帰して埼玉スタジアムへ。土、日開催の満員のスタジアムも好きだが、平日開催のスタジアムも大好きだ。ここに来ると、つい数時間前まで頭を悩ませていた仕事のことなんてどうでもよくなってしまう。その感じがたまらなく好き。
6バック、3ボランチという「ウイニングイレブン」のトレーニングモードのようなヴァンフォーレ甲府を、磨き続けてきたコンビネーションで打ち破る。終了間際の失点はいただけないが、森脇のヒーローインタビューに腹を抱えて大笑い。
遠藤、イリッチの加入、ジュビロ磐田戦の凡ミスと瀬戸際に追い込まれていた森脇だが、その後必死にプレイしてきた様子を観てきただけに、笑いの奥にある悔しさと努力に涙が溢れてくる。上手くはないけど、人間臭い、いい選手だ。