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3月14日(木)

『古書古書話』の見本を持って取次店さんを廻る。さすがに3月末ということもあり、窓口に行列ができている。搬入カレンダーにも受付終了の☓印が並ぶ。

 大阪屋栗田さんの見本出しを終えたところで一旦帰社。社内で座談会収録。

 収録後、改めて見本を持って、地方小出版流通センターさんへ。担当のKさんとお話していると「これ、知ってる?」と言って、「NAGI 凪」76号(月兎社)を見せられる。三重で制作されているローカル誌なのだけれど、なんと特集が「町の本屋なくしてええの?」。東京の雑誌では目にしないお店や人が多数取り上げられており、すぐさま購入。

 そしてこれ最近売れてるんだよね、と『のほほんと暮らす』西尾勝彦(七月堂)も教えていただく。

 いやはや先日の飲み会じゃないけれど、面白い本や雑誌を作っているところはたくさんあるのだ。負けないように精進しなければならない。

 その後、営業。直帰して六本木のBillboard Live TOKYOで、読者のIさんがチケットを取ってくれた佐野元春 & The Hobo King Bandのライブ「Smoke & Blue」へ。

 ここ最近The Coyote Bandのライブは行っていたのだけれど、Hobo King Bandは久しぶりで、古田たかし(Dr.)、Dr.kyOn(Keys.)、井上富雄(Bass)、長田 進(Gui.)の安定感と余裕から生まれるアーバンロックの変幻自在な演奏に酔いしれる。特に長田進のギター。吠えて泣くのだ。至福の時間を過ごす。

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