6月20日(木)
鈴木敏夫、聞き手:渋谷陽一『風に吹かれてⅡ スタジオジブリの現在』 (中公文庫)読了。相変わらず渋谷陽一の取り調べのようなインタビューが続く。思い込みを正当化すべく誘導尋問が多く、読む熱も冷める。
追加注文を頂いた御茶ノ水の丸善さんに「本の雑誌」7月号直納。川端賞特集のおかげか多くの書店さんから追加注文が舞い込んでいる。
その足でフェアの依頼を受けていた赤坂の双子のライオン堂さんへ。うむー。こんな危険な場所に成長してるとは思わなかった。5坪ほどの売り場は自作の本箱が増殖しており、そこには欲しかった本や買おうと思っていた本や気になっていた本が並びまくっており、もしママが「ヨシツグ、欲しいだけ買っていいのよ」と囁いてくれたら、3万円分くらいは軽くレジに持って行ったことだろう。
それにしても不思議だ。大型書店に行くと事前に欲しかった本一冊手にするだけでレジに行くことが多いのに、このように手の入った小さな本屋さんに行くと、次から次へと読みたい本が見つかるのだ。在庫量と購書欲はいつから比例しなくなったのだろうか。