8月10日(土)
中尊寺金色堂、厳美渓、秋保大滝とめぐって二泊三日の観光ツアーも終わり、新白河駅より新幹線に乗車。
観光旅行というのは水を見るものなのかと驚くほど水に関わるスポットばかり回ったツアーであった。しかし溜まっていようが、流れていようが、落ちていようが、水は水でしかないわけで、ああ湖だなあ、ああ渓谷だなあ、ああ滝だなあと思うだけで、驚くようなことはひとつもない。隠し持っていた宮田珠己『ニッポン47都道府県正直観光案内』を添乗員さんに渡し、4人合計317歳に同行する旅行を無事終える。
両親とは大宮駅で別れ、東浦和駅に着くと、花火大会を終えた帰宅客でごった返しており、あっという間に旅の気分は霧散する。