8月24日(土)
息子と妻を高校の説明会に送ってからランニング。幾分涼しいかと思い久方ぶりの20キロランに挑むも途中から気温がぐんぐん上がり最後はバテバテ。それでも体力がゼロに近づくまで走るのはたいそう気持ちいい。
相変わらず父親の調子が悪く、原因不明のめまいに襲われている。困ったもんだと「定年 めまい」で検索してみると検索結果がずらずらと出てきたので、やっぱり多いのかと記事を見てみたら、なんとこちらは父親である夫の症状ではなく、妻の方が具合悪くなる話であった。
要するに夫が定年して毎日家にいることに耐えられず、妻がめまいや頭痛を発症するというのだ。その病名はなんと「夫源病」。
あんまりではないかとさらに記事を読んでみると妻が定年後の夫の行動でイライラするものの第1位がテレビばかり見ていることで、2位がソファにずっと横になって過ごしていることと書かれていて慄く。
なぜなら私の目下の夢は、仕事をやめて、日がな一日ソファに横になり、DAZNでプレミアリーグを見続けることなのである。慄きながらさらに記事を読み進めると、迷惑をかけるから元気なうちにしておくことの一番に蔵書の整理が挙げられている。父親の病気のことなど忘れ、しばし自分の末路について考える。
椎名誠、目黒考二『本人に訊く(壱)』(集英社文庫)読了。