2015年大晦日にTwitterでのやりとりから始まった小説家・絲山秋子と１０人の書店員による「＃公開書簡フェア」で交わされた70通307枚の手紙をすべて収録。

　作品論や創作の秘密から個人的な思い出など、小説やエッセイでは知ることのできない作家の姿が浮き彫りにされると同時に、まるで小説の登場人物のように生き生きと語り出す書店員の姿が心に迫る。フェア後に行なわれた公開座談会の様子も収録。

【手紙をそのまま取り込んだレイアウトのため、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことをおすすめいたします】

〔絲山秋子さんと書簡を交わした十人の書店員〕

福川美緒（リブロ福岡天神店）
児玉憲宗（啓文社BOOKSPLUS緑町）
大塚真祐子（三省堂書店神保町本店）
髙野典子（八重洲ブックセンター宇都宮パセオ店）
竹田信弥（双子のライオン堂）
鶴岡寛子（三省堂書店京都駅店）
山本亮（大盛堂書店）
久田かおり（精文館書店中島新町店）
田中郷美（サクラ書店駅ビル店）
有地和毅（あゆみブックス小石川店）

〔70通307枚の手紙をすべて収録〕