『百歳までの読書術』

著者:津野海太郎

定価1,836円(税込)

2015年7月21日搬入

老人読書はけっこう過激なのだ

 

蔵書の処分、図書館の使い方、速読と血読、有名作家たちの晩年。名編集者が70歳からの本との付き合い方を綴る、老いと笑いの読書エッセイ。

■四六判並製 ■272ページ

【目次】

 老人読書もけっこう過激なのだ(試し読みPDF)

<壱>
 本を捨てない人たち(試し読みPDF)
 減らすのだって楽じゃない(試し読みPDF)
 路上読書の終わり
 新しいクセ
 遅読がよくて速読はダメなのか
 月光読書という夢
 「正しい読書」なんてあるの?
 本を増やさない法
 近所の図書館を使いこなす
 退職老人、図書館に行く
 渡部型と中野型

<弐>
 背丈がちぢまった
 ニベもない話
 私の時代が遠ざかる
 もの忘れ日記
 漢字が書けない
 老人演技がへたになった
 八方にでてパッと凍る
 〈死者の国〉から
 本から本へ渡り歩く
 老人にしかできない読書
 ロマンチック・トライアングル

<参>
 映画はカプセルの中で
 いまは興味がない
 病院にも「本の道」があった
 幻覚に見放されて
 友達は大切にしなければ
 書くより読むほうがいい
 むかしの本を読みかえす
 怖くもなんともない
 古いタイプライター
 もうろくのレッスン

あとがき


【著者略歴】

津野海太郎(つの・かいたろう)

1938年福岡県生まれ。早稲田大学卒業後、劇団「黒テント」で演出家として活動する一方、晶文社の編集責任者として、植草甚一やリチャード・ブローティガンなど60年代、70年代の若者文化の一翼を担う書物を次々世に送り出す。のち「季刊・本とコンピュータ」編集長、和光大学教授・図書館長をつとめる。現在は評論家。

著書に『おかしな時代 「ワンダーランド」と黒テントへの日々』、『花森安治伝 日本の暮らしをかえた男』、『したくないことはしたくない 植草甚一の青春』、『ジェローム・ロビンスが死んだ』、『電子本をバカにするなかれ 書物史の第三の革命』などがある。

« 前のページ | 次のページ »