『捨てる女』

著者:内澤旬子

定価1,728円(税込)

2013年11月19日搬入

突然あたしは何もない部屋に住みたくなった。

 

「なんでも貰う拾う集める貯める暮らしから、捨て暮らしに一転したあたしの人生。捨てるものがなくなったそのとき、雲水のごとく自在になるのか、それとも真っ白い灰になって燃え尽きるのか、さっぱりわからないまま、今はとにかく捨て続けるしかないのでありました」(本文より)


『身体のいいなり』の次は"気持ちのいいなり"となった著者が、生活道具や家具などから自ら長年蒐集してきたお宝本や書き続けてきたイラストまで大放出する捨て暮らしエッセイ。「本の雑誌」大好評連載「黒豚革の手帖」、ついに単行本に!

 <目次>

Level I Start
 職種と荷物
 カタストロフ襲来
 冷蔵庫の聖域
 家具の圧迫
 靴とも、さらば
 さっくり捨てろ
 不味いだけでは捨てられぬ
 夏に生まれた生態系
 腐れ縁チェア
 三度目の死に支度
  
Level Ⅱ Fire
 捨てまくり着火点
 ゴミに、歴史あり
 豚とゴミ
 シロアリ退散 
 糞尿を浄化せよ
 ヘルハウスの清算とその後
 豚のいたスナック
 素敵な見せ合い

Level III Storm
 蒐集の血統
 三月十一日
 さらばトイレットペーパー
 アーフターベの極意
 一日一枚ハンドタオル

Level IV Festival
 本が減らない!
 本収納の永い旅
 紙と製本のボディブロー
 さらば「お宝本」
 イラスト比丘尼、如是説法
 言葉にできない
 この一冊だけは
 恥の展示
 恥に値段を
 恥のあとさき
 人生折り返し包丁
 そして多肉が残った
 さらば捨て暮らし

あとがき

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