大日本印刷、NTTドコモなど共同出資の新会社、電子書籍サービスを本格展開

文=新文化編集部

ドコモのスマートフォン向けの電子書籍ストア「2Dfacto(トゥ・ディファクト)」が1月12日にサービス開始。当初はXperiaや「GALAXY S」、ブックリーダーSH-07C(1月21日発売予定)など7機種に対応。
文芸書やコミックなど電子書籍コンテンツはDNPの電子書籍サービス「honto」を通じ、新会社のトゥ・ディファクトに提供される。

開始時は2万タイトル、今春には10万点に品揃えを拡大。価格帯は数十円~2000円程度を想定。今後、新刊書や雑誌・新聞、動画などを盛り込んだリッチコンテンツの提供も目指す。
今年中には丸善やジュンク堂書店などDNPグループのリアル書店とネット書店のBK1、トゥ・ディファクトを連動させ、共通ポイントサービスやレコメンド機能などがあるハイブリッド型総合書店の構築を急ぐ。5年後の目標売上げは400億~500億円。

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