トーハン「TONETS V」、4月にリリース

文=新文化編集部

1月11日、近藤敏貴社長自らが会見に出席して発表した。書店向けシステムの発売は6年ぶり。返品期限が近い雑誌銘柄の抽出や在庫があるのに発注した場合などを検知する「アラーム機能」、店舗販売や業務進行を数値化して表示する「スコア機能」、本部の作業指示や連絡事項を自社ネットワーク化して活用できる「TODO・伝言板」など書店実務に沿ったクラウド型サービスを提供する。関東キー局すべてのテレビで扱われた本の情報を10分後に書店に知らせる機能も付けた。

初期投資25億円、5年間のランニングコストは10億円。書店の利用料は月々1万6000円程度。3000店舗への導入が当面の目標だという。

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