学研HD、書店でスマートペンを販売へ

文・写真=新文化編集部

学研HD、書店でスマートペンを販売へ
ペン先に組み込まれたCCDカメラで筆跡を読み取る

学研ホールディングスと学研教育出版は11月上旬から、米Livescribe社の高機能ペン「エコー・スマートペン」を書店で発売する。現在、三省堂書店の30店舗で先行予約を受け付けている。初年度に2万本(売上げ4億円)、3年間で計15万本(同25億円)の販売を目指す。
エコー・スマートペンは、専用のノートを用いることで、手書きの文字と音声を同時に記録し、パソコンで管理・編集できるもの。付属のOCR(文字認識)ソフトを使えば、手書き文字の検索やテキスト化も可能。2GB(2万4000円)、4GB(2万9000円)、8GB(3万4000円)の3種類をラインアップした。
学研ホールディングスは、同製品を手帳、文具に次ぐ「最有力の第3商材」と位置づけ、全国の書店約200店で販売することを決めた。専用什器を提供して拡売を促す。

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