2013年書籍・雑誌推定販売金額、前年比3.3%減の1兆6823億円に

文=新文化編集部

1月24日、出版科学研究所が発表した。販売金額は9年連続での前年割れとなり、金額ベースでは575億円のマイナス。1996年のピーク時の2兆6564億円と比較すると、約63%の水準になった。

販売金額の内訳は「書籍」が前年比2.0%減の7851億円、「雑誌」は同4.4%減の8972億円。
「月刊誌」(=週刊誌除くすべて)は同3.4%減の7124億円、「週刊誌」は同8.1%減の1848億円。

返品率は「書籍」が同0.5ポイント減の37.5%でやや改善。「雑誌」は同1.2ポイント増の38.8%で悪化した。
雑誌の返品率が、書籍を上回ったのは、58年から取り始めた統計で初めてとなる。

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