JANコード10年問題、「現行通り」とJPO発表

文=新文化編集部

日本出版インフラセンター(JPO)は、「定期刊行物コード(雑誌)」(通称JANコード)の「10年問題」について、コード体系の変更や予備コードの使用はせず、現行通り進めていくと公表した。

2004年6月1日発売(7月号)の雑誌から運用されているJANコードは、年号表記が1桁のため10年経過するとコードが重複する。14年5~6月発売の7月号で再び西暦1ケタ目「4」を使用することになり、問題視されていた。しかし、定期刊行物はコード規定上販売期間が決められているため、JANコードが重複するバックナンバーは極めて少ないと判断し、運用の継続を決めた。

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