とほん、新刊販売以外にも注力

文・写真=新文化編集部

とほん、新刊販売以外にも注力
とほんの外観

今年2月、元書店員で現在は本紙ライターとしても活躍する砂川昌広氏がオープンした書店「とほん」(奈良・大和郡山市)。開店から9カ月が経過し、本の販売だけでなく様々な施策にも注力している。

とほんは、4坪のスペースで新刊のほかリトルプレス、古本、雑貨などを販売。メインの客層は、女性を中心とした雑貨好きの学生から30代という。
同店では現在、11月に奈良県内で行われる「奈良・町家の芸術祭 はならぁと」のガイドブックの販売代行、近隣店舗と共同でのフリーマーケットの開催、秋祭りへの参加による商店街の活性化などの取組みを行っている。また、通信販売も開始した。砂川氏は「本に繋がる仕事は何でも受けて、売上げを上げていきたい」と話している。

営業時間は午前11時から午後5時。木曜・祝日定休。奈良県大和郡山市柳4-28。

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