主婦の友社、6年ぶり「主婦の友」ブランド復活へ

文=新文化編集部

11月20日、主婦の友社の冠を付けたムック「主婦の友Deluxe(デラックス)」を刊行する。2008年5月に91年間の歴史に幕を閉じた雑誌「主婦の友」。当時、編集長を務めた藤岡眞澄氏が企画して、年末商戦に乗り出す。

同誌は、ムック「ダイエット プレミアム インソール」や同「視力アップ アイグラス」の付録商品を新たに開発し、「ネックウォーマー」と合わせて3大付録にする。また、本誌では、レシピ本大賞で入賞した『作りおきサラダ』など、昨年から今年にかけてヒットした売れ筋14点のコンテンツを結集して暮らしに役立つ情報誌に仕上げるという。
初版部数は8万部、税込価格1800円。書店や取次会社には、来年3月末までを対象期間にして報奨金も用意するが、その詳細は非公表。

なお、雑誌「主婦の友」は1917(大正6)年2月に創刊。43(昭和18)年7月号では、同誌最大の163万8800部を発行していたが、08年5月に休刊した。

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