2014年、「出版業者」「書籍販売業者」「印刷業者」の倒産件数が減少

文=新文化編集部

帝国データバンクによると、出版業者の倒産件数は33件で、13年の37件から4件減少。負債総額は13年の約30億円から約89億円とおよそ3倍に増加した。昨年12月、東京地裁から破産手続き開始決定を受けたインフォレストの負債が約29億円で、全体を押し上げる格好になった。

書店などの書籍販売業者の倒産件数は前年から4件減の16件。負債総額は13年の約21億円から約12億円と半減。印刷業者は、前年の119件から99件に減少。その負債総額前年の約365億円から約117億円と、およそ3分の1程度になった。

なお、14年に倒産した国内全体の倒産件数は9180件で、8年ぶりに1万件を下回った。上場企業の倒産は1990年以来、24年ぶりになかったという。

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