「月刊文藝春秋」芥川賞発表号、92万部で発行

文・写真=新文化編集部

「月刊文藝春秋」芥川賞発表号、92万部で発行
入口脇にコーナーを設けた東京堂書店神田神保町店

文藝春秋は8月7日発売の「月刊文藝春秋」9月特別号を92万3000部発行した。7月に発表された芥川賞2作の又吉直樹「火花」、羽田圭介「スクラップ・アンド・ビルド」の全文を掲載。両氏のロングインタビューと選考委員の選評も収載している。また、同号については「芥川龍之介追悼號」を復刻し特別付録とした特装版も発行している。本体価格は特別号が898円、特装版は1111円。

東京堂書店神田神保町店は7日、入口脇に両誌と『火花』(文藝春秋)の単行本などを並べた特設コーナーを設置。河合靖店長によると、午後1時時点では、通常号よりも特装版の方が売れているという。

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