キノブックス、「ショートショート大賞」を創設

文=新文化編集部

気鋭のショートショート作家、田丸雅智氏を審査員長に迎え、ショートショート作家の発掘・育成に注力していく。ショートショートの特徴である「短さ」を強みとしながら、書き手・読み手を増やし、小説ジャンルの活性化にもつなげていく。

応募規定は400字詰め原稿用紙1~20枚で、テーマは自由。2016年6月初旬に大賞1作、優秀賞を最大3作選び、それぞれ冊子体で刊行。全面的に販促や告知に協力する三省堂書店、紀伊國屋書店、有隣堂で販売する。受賞者には、同社のウェブマガジン「キノノキ」での新作発表や単行本化をすすめ、継続的に創作を支援する。

応募締切りは16年2月29日。同社特設サイトから応募する。田丸氏は「(ショートショートの巨匠)星新一氏の作品の亜流ではなく、既存の枠を外して、短いからこそ描ける、世界観のあるショートショートを読みたい」と話している。

>> キノブックス「ショートショート大賞」

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