「本の街」目指し、東京・高円寺に「まちのほんだな」設置

文・写真=新文化編集部

「本の街」目指し、東京・高円寺に「まちのほんだな」設置
tokyobike shop高円寺店に設置された「まちのほんだな」

4月1日より、高円寺駅から徒歩10分圏内にあるギャラリーなど4店舗に置いている。高円寺で古本屋・コクテイル書房を営む狩野俊氏を発起人とした「本が育てる街・高円寺(本街)」プロジェクトの一環。利用者は自分が持ち寄った本に、スリップを模したメッセージカードを挟みこみ「ほんだな」に収め、そこから興味のある本を持ち帰る仕組み。本の交換を通じて地域住民の交流を図っていく。設置しているのはコクテイル書房(現在改装中)、tokyobike shop高円寺店、GALLERY工、稲生座。今後、高円寺の飲食店、不動産店などにも広げていく。

また、「本街」プロジェクトは3月から高円寺フェスで開かれている即売「本とアートの産直市」メンバーと共同で講座「本で交わる」を開始。第2回講座は4月19日、高円寺南のtokyobike shop高円寺店で。講座の内容は書籍化する予定で、高円寺にある店舗と産直市での限定販売も計画している。

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