講談社、アマゾンの「読み放題サービス」から全点削除で抗議

文=新文化編集部

講談社はこのほど、アマゾンジャパン(以下、アマゾン)が手がける電子書籍の読み放題サービス「キンドル アンリミテッド」に提供していた書籍・雑誌のすべての書目を一方的に削除されたことで複数回、強く抗議してきたことを明らかにした。

同社は同サービスがスタートした8月3日から1000を超えるタイトルを提供してきたが、なんの連絡もなくアマゾン側の一方的な事情で配信停止されたとし、遺憾の意を示している。著作者との間で合意して提供している作品が、事前説明もなく消えたことに強い危機感を示し、閲覧を楽しんでいる読者にも「大きな不利益をもたらすことになった」とコメントを発表した。

同様に提供書目を外された出版社は20社近いとみられる。

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