三省堂書店、「髙田郁賞」を創設 初受賞作は『ほかほか蕗ご飯』に

文・写真=新文化編集部

三省堂書店、「髙田郁賞」を創設 初受賞作は『ほかほか蕗ご飯』に
神保町本店1階での展開

三省堂書店は時代小説初心者向けの1冊を作家・髙田郁氏が選ぶ「髙田郁賞」を創設し、第1回受賞作を坂井希久子『ほかほか蕗ご飯』(ハルキ文庫)と発表した。選考理由として髙田氏は「私も主人公の美人女将・お妙が居酒屋で作る素朴な惣菜料理に癒されたいと思った」と語った。
現在、同書店では受賞作品を髙田氏による手描きイラストとコメントが入った限定帯を付けて販売している。

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