図書カードの発行高、461億円で4.8%減に

文=新文化編集部

図書カードを発行する日本図書普及は第57期(H28.4.1~同28.3.31)の決算と事業実績を発表した。同社は昨年6月、残高をサーバーで管理する「図書カードNEXT」に切り替え、読取機も全取扱店で新型機に入れ替えた。しかし、発行高は461億6100万円(前年比4.8%減)、回収高は456億3800万円(同8.9%減)と減少。新読取機の減価償却費10億円など新カード発行による諸経費が発生するなど、当期純損失は2億7900万円となった。
株主総会は6月30日、東京・神楽坂の日本出版クラブ会館で行われ、全役員の再任を含めて承認される見通し。

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