白泉社の鳥嶋和彦社長がコミックの描き方、編集術を伝授

文=新文化編集部

「週刊少年ジャンプ」(集英社)の編集長、集英社専務などを歴任した白泉社の鳥嶋和彦社長が9月17日、「漫画家の発見育成――鳥山明の作り方」をテーマに、約1時間にわたって講演。読者に支持されるマンガの作り方について大いに語った。「Dr.スランプ」や「ドラゴンボール」の筆者、鳥山氏の作品に目をつけた理由や、マンガを書くうえでの〝絶対法則〟を明かした。当日は、東京・千代田区のワテラスコモンホールで、一般からの持込み原稿をその日のうちに審査、結果発表する白泉社の「即日デビューまんが賞」が行われ、マンガ家を目指す多くの人が集った。

鳥嶋氏の講演後に第1次審査の合格者が会場の通路に張り出された。三浦建太郎氏、あきづき空太、鈴木ジュリエッタ氏の講演後、千葉もり子さんの「サーチライト」が大賞作に選ばれたと発表。白泉社では同日、同作をサイト「マンガPark」に掲載、即日デビューさせた。

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