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暗号作成者に暗号解読者。 この相対する暗号にまつわる人たちの古代から現代までも続くドラマの数々。 いや〜とてつもなく知的で、そして頭くらくら興奮の上下二巻でした。
私はなぜか作成者よりも解読者に強く強く尊敬の念を持ちました。 どうしてかな? 「ふと新しいアプローチが頭に浮かんだ」 「突然、頭の中の霧が晴れはじめ、稲妻のような閃きが走った」 そのような頭脳の働きにとんと覚えがないので、ただただ憧れるのみなのです。
それにしても暗号を解くってなんてわくわくするのでしょう。 何百年前の秘密が目の前に現れてくる。 暗号を解いたのが自分でなくてもわくわくするのに、これが暗号を解いた張本人の気持ちを想像してみるに、まさに天にも昇る気持ち! 暗号作成者、解読者たちの顔写真を見ながら、すごい人たちだなぁとひたすら尊敬のまなざし。
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