3月3日(月)
毎年この時期は、本屋大賞が佳境を迎えるので、いちだんと忙しくなる。
だからこの日記の更新が滞ってしまう。推定読者10人くらいの皆様、ごめんなさい。
忙しくなると歯が痛くなるときがあるが、どんぴしゃで土曜日から親知らずが痛みだしてしまった。痛みにはとっても弱いので、早速、歯医者に行き、薬をもらう。
親知らずが痛くなったら、親である、父親が病に伏し、入院してしまった。せめて親知らずが顔を出すまで、元気でいてくれないか。お見舞いに行ったら、ホテルみたいな病院で、美人の看護師さんがウロウロしていて、父親はニコニコしていたので、母親と兄貴と相談し、放っておくことにした。
何だか大変なのであるけれど、ここまで来ると何が大変なのかわからない。
わからないので、いつもどおり営業をして、編集をして、本屋大賞の事務処理をして、飲み会に顔をだし、たまに母親に電話して、背伸びして『ダブリンの人びと』ジェイムズ・ジョイス著(ちくま文庫)を読んで、バタバタと日々を送っている。たぶん、どうにかなるだろう。