4月19日(金)声なき声を聞け
晴天。風強し。9時45分出社。
S書店のKさんが先日椅子を貸したお礼にとお菓子をお裾分けにやってくる。事務所がお隣ですっかり町内会のよう。しばし街の本屋支援議員連盟総会について話を伺う。
本屋の人が集まってなぜに図書館の話ばかりしているのか、さらに図書館本大賞などというあまりに安易な企画がなぜ湧き起こっているのかも教えていただく。
大きな声の人が集まって、大きな声の人の話を進めてもしょうがないのである。声なき声のするところに足を向け、耳を傾け、話を伺うべきなのだ。本屋大賞を単なる思いつきだと思ったら大間違いだ。
午後、国分寺のコメダ珈琲にて、『漫画 本を売る技術』の単行本化の巻末につける対談を収録。原作の矢部潤子さんと漫画家の池田邦彦さんの関係性についてなど語り合っていただく。