2月3日(月)増島拓哉『路、爆ぜる』
増島拓哉『路、爆ぜる』(集英社)読了。大阪のグリ下を舞台にした強烈な犯罪小説にして、アンダーグラウンドストーリーノベル。なのに物語の後半では涙があふれて止まらなくなってしまった。
著者は小説すばる文学賞受賞者で、久しぶりに既刊本をすべて読みたくなる作家に出会え、うれしくなる。とりあえず『闇夜の底で踊れ』と『トラッシュ』を買いに走らねば。
母親を介護施設に送り出し、春日部の実家から出社。
おかげで10時スタートの大切なオンライン会議に参加できず。
先日はとある書店さんからブックイベントにお誘いいただいたのだけれど、それも土日開催で母親の介護があるため、参加を見送らざる得なかった。
不自由な状況にふつふつと憤りを覚えるが、こればかりは仕方ないと諦める。
二〇二五年本屋大賞ノミネート作品発表。