2月15日(土)素晴らしいサイン会
今週は週末実家介護を小休止し、『そして奇妙な読書だけが残った』刊行記念の大槻ケンヂさんのサイン会に立ち会う。
丸善丸の内本店さんの二階に、この日を待ち望んでいたであろうファンの方々がずらりと並んで待っている。
サイン会がはじまると、手を震わせ、ときには涙をこぼし、大槻さんと相対される。大槻さんはファンの目をじっと見て、「何かお話しすること考えてきましたか?」とゆっくり話しかけるのだった。
その一言でファンの方の緊張が解け、大槻さんのどんな曲や文章に救われてきたかと熱心に話しはじめる。おそらく人生の中に「大槻ケンヂ」がいるのだろう。
そんな大切なひとときを邪魔することないよう気をつけながら、サインを終えた本に合紙を入れていく。
丸善さんの用意周到な運営もあって、これまで経験したことのない素晴らしいサイン会だった。
よき休日出勤となる。