5月24日(土)神保町ブックフリマ1日目
今日明日と神保町ブックフリマがあるので、先週に引き続き週末実家介護はお休みとなり、母親は介護施設に預けっぱなしになるのであった。来週末の帰宅まで、母親は21日間家に帰れないわけである。
そんな日数を母親は覚えていないだろうけれど、私の胸中にはバケツに絵の具のついた筆を沈めたときのように後悔が滲む。
朝ラン7キロ後、8時に出社し、会社をお店に変えていると、10時過ぎにはぞくぞくとお客さんがやってくる。
相当勇気を振り絞らないと扉を開けることもできない薄暗い雑居ビルにも関わらず、「店」と名乗った瞬間にこうして人がやってくるのが不思議だ。これが個人の家だったり会社だったりしたら、アポもなしに訪れることはないだろう。「店」というものの特異性を思い知り、そして楽しくなる。