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1月18日(日)ZINE&Bookフェス

「ZINE&Bookフェス」の出店を誘われて二つ返事で了承したのは、場所が神保町なのと主催者に知人がいたからであって、初の開催だし、小規模だし、会場に入るのに入場料もかかるしで、そんなに人は来ないだろうと考えていた。

だからオリコン一箱しか本も持ち込まず、最小ロットで臨んだわけだが、開場前に受付に行列ができ、オープンと同時にたくさんのお客さんが詰めかけたのには驚いた。おかげで出版クラブと会社を4度往復して本の補充に務めることとなる。

この人気はあきらかにZINEの力だろう。いらっしゃる方および出店者の年齢層がとにかく若く、新しいカルチャーを愛しているのがびんびんと伝わってくる。

この感じ何かに似ていると考えてみたら、私が高校生くらいの時のバンドブームだった。

当時、とにかく表現したい人がバンドを組んで歌い、それを楽しむ人がいっぱいいたのだ。その中心にあったのがホコ天やイカ天で、今のZINEカルチャーのイカ天は、文学フリマ(東京)なのかと思ったりした。

あのバンドブームはなぜ起きたのだろうか。既存のランキングやマスメディアに乗る音楽に満足できない人たちが一気に表出したのだろうか。あるいはホコ天など表現する場が誕生したから一気に膨れ上がったのか。

今のZINEもこうして日本各地でZINEを販売できるイベントが生まれたことと、小部数での印刷製本が可能になったからこその広がりなのだろう。

Zineを作り売っている人たち、そしてそれを買い求めにくる人々、とにかくみんな楽しそうだ。

そこには「ぼくらが定年するまでは持ちますかね」とか「敗戦処理だよね」なんていう出版業界の人が口々に呟く憂いなんて微塵も感じられらない。

夜、錦糸町でデザイナーの松本さんと、とある写真家の著作権継承者の方と飲む。

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