5月11日(月)茶紙
印刷会社の人から今月の新刊より納品時の包装が変わりますと報告を受ける。
印刷所で出来上がった本は、10冊とか15冊単位で茶色い紙(わが社では茶紙と呼んでいる)に包まれ納品されてくるのだけれど、その包み方が六面すべて覆われるキャラメル包装だったのだが、これからは海苔を巻くような天と地二面が空いた包装になるという。
てっきり茶紙がないのかと思ったらそうではなく、包んだ紙を留めるクラフトテープが不足しているという。キャラメル包装だと三カ所留める必要があるが、海苔巻き包装なら一カ所で済むから使用量を減らすことができるらしい。
他の資材は大丈夫なのかと訊くと、トラックで本を運ぶ時に荷崩れしないように巻く巨大なラップ(あとで他の人に教わったらストレッチフィルムというらしい)が不足し始めており、こちらはなくなったら本を運べず本当に大変なことになりますと深刻そうな表情を浮かべて話す。また各種材料が急激に値上がりしており、いつ印刷製本費に転嫁するかわからない状況だともいう。
SNSで噂を目にしていたのたけれど、ついに我が社にも戦争の影響がやってきた。いったいいつまで本を作ることができるのだろうか。





